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- 髪とヘアケアの基礎講座
生まれた時から今日まで、ずっと一緒に生活してきた自分の髪。
長い付きあいですが、なぜ髪が伸びるのか、という基本的なことから髪の構造や、髪に対してやってはいけないことなど、髪について知らないことが数多くあります。
美髪を保つために、まず、髪について理解を深め、自分の髪や頭皮を知ることから始めましょう。
ヘアサイクル


”髪”とひとことでいっても、頭皮から上の「毛幹」と頭皮内部の「毛根」に大きく分けることができます。頭皮の表面に近い場所にある「皮脂腺」からは脂分が分泌され、髪と頭皮を保護しています。そして毛根のさらに根っこの部分には「毛球」があり、その中にある「毛母細胞」が髪の生成を司る重要な部分。
毛細血管からアミノ酸やミネラル分などの栄養分を吸収し、毛母細胞が分裂を繰り返すことにより髪がつくられます。
ヘアサイクルについて
ヘアサイクルは、主に毛母細胞で行われています。
だからこそ、美髪を保つためには髪のケアだけでなく頭皮ケアがとても重要なのです。

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毛母細胞の活発な働きによってつくられた髪の成分は、順次、上へ上へと押し上げられて毛幹になります。ひとつの毛母細胞が髪の成分をつくり続ける期間は、通常2年から5年の間です。
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成長期を過ぎた毛母細胞は、その活動が衰えていく退行期(約2週間)を迎えます。
毛母細胞が働かなくなるため髪の成長は止まりますが、これも自然の原理ですので心配は要りません。
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退行期の次に待っているのが、毛母細胞の働きが完全に止まる休止期です。
3カ月ほど経つと自然に髪が抜け落ちていきます。しかし、リフレッシュした毛母細胞は再び活動を始め、数年間にわたって髪をつくり続けます。
退行期から休止期にかけての抜け毛は誰にでも起こる当たり前のこと。
一般的に、毛母細胞の10%がつねに休止期にあり、シャンプーやブラッシングで髪が抜けるのも自然現象なのです。
髪の豆知識
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栄養状態や年齢、体調などの個人差はあるものの、毛髪の成長速度の平均は1カ月約1センチといわれています。成長期の終盤には成長速度はピークを迎え、その後は衰えていきます。
先にご説明したとおり、毛母細胞の10%はつねに3カ月間の休止期に入っています。毛髪本数の平均は約10万本ですからその1割、つまり約1万本の毛髪が3カ月の間に自然に抜け落ちていきます。1日に換算するとおよそ100本。その範囲内であれば、ブラッシングやシャンプーをするたびに、毎回、髪の毛が抜けても焦る必要はありません。ただし、抜け毛の毛根をチェックして、先が細くなっていたら要注意。若年性脱毛の疑いがあります。

毛髪は3つの異なる組織から成り立っています。中心にあるのが「毛髄質」というタンパク質と脂質を主成分とする組織。その周りに「毛皮質」があり、一番外側をキューティクルと呼ばれる「毛表皮」が覆っています。分かりやすく言えば、毛髄質がかんぴょう、毛皮質がシャリ、そして毛表皮がノリ、という具合にノリ巻き状になっているのです。
薄毛や抜け毛は、年齢や症状によっていくつかに分けられます。頭皮全体が薄く透けてみえる「若年性脱毛」、その名の通り丸く毛が抜ける「円形脱毛」、皮脂が過剰に分泌される「脂漏性脱毛」などなど…。薄毛、脱毛の悩みを解決するためには、まず症状と原因を正しくつかむことが重要なポイントとなります。
毛髪を構成する成分の99%がケラチンと呼ばれるタンパク質。ケラチンは体内で合成されないアミノ酸の一種メチオニンでできているため、バランス良い食事を通して摂取しなければなりません。ですから、ダイエットや偏食は薄毛や抜け毛の大敵です。
脱毛の原因
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薄毛や抜け毛の症状や原因はいろいろあります。
しかし、基本的なものとして次の4つが挙げられます。

本来、髪や頭皮に適度な潤いを与えたり、空気中の物質から頭皮や毛穴を保護したりなど、重要な役割を持つ皮脂。
しかし、その分泌量が異常に多いとたちまち悪役になってしまいます。皮脂が汗と混ざり合って毛穴を塞ぎ、新しくできた皮脂が毛穴の内側に溜まったり、固着力が低下して髪が抜けやすい状態になるのです。

血行不良は何かと体調異変を起こします。
それは頭皮にとっても同じこと。血流が悪くなると毛母細胞に十分な栄養が届かず、毛髪が細くなったり抜けやすくなります。食生活や運動などが血行不良の要因となるケースがほとんどですが、頭頂部が尖っている、側頭部が張っているなど、頭のカタチにも左右されます。
現代社会はストレス社会。精神的、肉体的な外部からの刺激に対処するため、人間は本能的にホルモンをコントロールしています。その結果、毛髪の生成に関する成長ホルモンなどのバランスも崩れ、毛母細胞の分裂が低下。発毛が衰える
だけでなく、頭皮も弾力がなくなったり薄くなり、毛髪が抜けやすい状態になってしまいます。
カラーやパーマなどを頻繁に繰り返していたり、髪をきつく結んでいたりと、頭皮や髪にダメージを与えると、抜け毛や薄毛になる場合があります。若い方に年々増えています。
シャンプーテクニック
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シャンプーを”髪を洗う”と解釈している人は意外と多いものです。
しかしシャンプーの本来の目的は、頭皮の皮脂・汚れの除去や
頭皮の血行を良くするためのマッサージなどが重要で、ただ髪をきれいにするだけではありません。
健康な髪を保つための環境づくり、それが正しいシャンプーです。

髪と地肌にお湯を通し、ブラッシングで浮いた汚れを洗い流します。

シャンプーを髪につけてから泡立てると、キューティクルが壊れてしまいます。
まず手の平でシャンプーを受けて、その上で泡立てます。
次に爪を立てずに指の腹で頭皮をやさしく洗います。
生え際、つむじ周りは丁寧に行ってください。

シャンプー剤が残っていると髪の痛みやフケの原因になります。
すすぎはおろそかにせず、しっかりと。

まずタオルで地肌の水分を取り、次にドライヤーをかける場合は、髪から30センチ以上離して、温風を根元に当てます。
頭皮や髪にダメージを与えないように短時間で終わらせます。

髪の栄養補給や保護のために、すすいだ後はリンスやトリートメントを。
油成分を多く含むものはなるべく使わず、水溶性のもので、頭皮につかないよう、毛先を重点的にケアしてください。
髪に良い栄養素

髪も身体の一部です。
その成長を促したり健康を維持するためには、毎日の食事を通して摂取する栄養素が大きな鍵を握っています。
無茶なダイエットが体調や肌に悪影響を与えるように、髪にも大きなダメージを与えてしまいます。
発毛を促進する食べ物や、逆にとり過ぎるといけない食材をご紹介します。

髪の成分になるもの「タンパク質、亜鉛や銅などのミネラル」髪の99%はタンパク質でできています。
肉類や豆類(豆腐や納豆)、魚類、卵、牛乳などから摂取します。
また、タンパク質を生成する亜鉛や銅などのミネラルをふくむ牡蠣、わかめ、ホウレンソウ、ブロッコリー、ひじきなどもおすすめです。
髪にハリやツヤを与える「コラーゲン」髪をイキイキとさせる栄養素のひとつがコラーゲン。
長芋やレンコン、納豆などに含まれています。
頭皮の新陳代謝を促進「ビタミンA・E・B群」髪の成長には頭皮の活性化が重要なポイント。
ビタミンA・Eを含むニンジン、カボチャ、ホウレンソウ、玄米や、ビタミンB群を含む豚肉、豚レバー、サバ、卵、小麦胚芽などが頭皮の新陳代謝を活発にし、血行を良くします。
活性酸素を除去「ビタミンC」お肌だけでなく髪のアンチエイジングにも気を遣いたいものです。
活性酸素を除去し、髪の若々しさや健康を維持するために、ビタミンCが大活躍。亜鉛の吸収力を高めるという効果も見逃せません。ビタミンCはオレンジ、グレープフルーツ、ブロッコリーなどに多く含まれています。

辛い料理や動物性脂肪を多く含んだもの塩辛やチゲ鍋などの辛い料理は頭皮を脂っぽくさせ、抜け毛が増える危険性があります。動物性脂肪を多く含んだ食品も、脂分が毛穴に詰まったり血行を悪くし、脱毛を引き起こす可能性が高まります。


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